水イボの治療

水イボは良性のウイルス感染症で放っておいても半年程度で自然治癒します。予防は清潔を保ちタオルの共用は避けるなど直接・間接に感染源に接触しないことです。治療はピンセットを使った水イボの摘出や薬品塗布による摘出などがあります。

水イボってなに?

子供の頃プールなどで泳いでしばらく経つと水泡状のものが体のあちこちにできて「水イボだよ」と言われたことはありませんか?

この水イボにも正式な病名があって「伝染性軟属腫」(でんせんせいなんぞくしゅ)と呼ばれるそうです。

良性のウイルスですので、体にあまり悪さをすることはないようですが、伝染性が強いので、プールなどで裸になって無防備の状態だと、感染しやすいようです。

子供は大人に比べて免疫力が弱いため、ほとんどの場合子供に発症します。このため子供の病気と思われていますが、まれに大人でも発症することがあるといわれます。

水イボそのものは1〜5ミリ程度のドーム状のもので、表面はなめらかで光沢があります。通常は痛みとかかゆみなどの症状は伴いません。潜伏期間は2週間から7週間で、3歳から15歳位までの子供に多いといわれます。

新陳代謝ではがれてしまうべき皮膚のカスと水イボのウイルスがイボの中に入っていて、水イボが気になって引っかいたりすると破れて中のウイルスが飛び散り感染します。アトピー性皮膚炎に罹っていると、自分の皮膚をかきむしることが多いので、とびひになる可能性が高くなります。水イボがあるときは掻いて広がらないように注意することが必要です。


水イボの予防対策はあるの?

水イボはヒトとヒトとの直接接触感染が基本と言われますので他の人と肌を接触させないようにすれば良いのでしょうが、そうは言っても、プールなどで裸の付き合いをすれば感染率は高くなります。

プールに入った後、シャワーなどで体をきれいに洗い流すことやタオルは共用しないようにします。また、水イボができてしまったら、気になってもつぶさないように子供によく教えておきます。水イボをつぶすとウイルスが飛び出して自分だけでなく他の人にも移してしまう恐れがあります。

水イボの治療

水イボの治療は、私が子供の頃はしなかったような記憶があります。

水イボは放っておけば治ると親からも言われておりましたので、自分の分身みたいで気になって指先で水イボをさすったりしましたが、数ヶ月もするといつの間にかなくなっていたようです。

水イボの治療は最近でもドクターにより見解が異なるようです。例えば皮膚科の先生は水イボは感染性のものだから積極的に治療する傾向がありますが、小児科の先生は水イボは良性で自然治癒するものなので治療せずに放っておく傾向があると言われております。

水イボを取る時に子供が痛くて泣き出すことも背景にあるものと思います。

水イボの治療には、(1)ピンセットなどを使って水イボの中身を押し出す、伝統的施術法、(2)薬品を水イボの頂点に塗り、乾燥させて半月後に自然に取れるのを待つ方法が主な水イボの治療法のようです。

(1)の水イボ治療法は短時間ですみますが、痛いので子供が我慢できないことがある、(2)の水イボ治療法には、薬品を塗って乾かすまでの間に子供が動いて薬品を他の皮膚につけるとやけどする恐れがある、また、水イボが100%と取れるとは限らないなどの難点がありますので、水イボを治療するときは子供の状態などを考慮に入れてドクターと相談したうえでどの方法を選ぶかお決めになることをお薦めします。

なお、最近は水イボ治療用のピンセットや麻酔シールのようなものが開発されていますので以前ほど子供の負担にならないないようですし、家庭で水イボ治療ができるイソジンなども市販されているようです。


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