日光湿疹の原因と治療

日光湿疹は、顔・首・手などに日光が当るとできる湿疹で5つのタイプがあります。紫外線に当ったり、光反応物質の摂取・利用などが原因と考えられますので、対策として紫外線カットや副腎皮質の強化を図ります。

日光湿疹とは

昔は、「日光を浴びないとクル病に罹るよ」と脅されたものです。確かに日光はなくてはならないものですが、その害も注目されております。

日光に当ると湿疹ができる人が最近は増えているようです。顔・首・手などが湿疹ができる主な部位ですが、これは「日光湿疹」と呼ばれております。

この日光湿疹は、日光に対する過敏症ですが、いくつかのタイプに分けられます。

(1)若い女性に多く見られる「多形日光疹」は、強いかゆみを伴い、日光があたった体の部分に小さな丘疹が多発する、(2)中年以降の男性に見られる「慢性光線過敏性皮膚炎」は、皮膚がごわごわになり難治性で、皮膚リンパ腫になることもある、(3)「日光蕁麻疹」は、日光に当ると急激に蕁麻疹ができる(4)香料・光感受性物質・植物・薬剤などが皮膚についた後で光線に当ると発症する「光線性接触皮膚炎」、(5)抗がん剤・向精神薬・消炎鎮痛剤・降圧利尿剤等の薬剤を服用していて日光に当ると湿疹ができる「光線過敏型薬疹」などです。

タイプは違いますが、いずれも日光の光線を浴びるとできることから「日光湿疹」と呼ばれております。


日光湿疹の原因と予防

日光湿疹に罹った人の多くは、以前は太陽の光線を浴びても皮膚炎に罹ることはなかったと言います。日光湿疹の原因が何なのかまだきちんと解明はされていないようです。原因として最も可能性が強いと考えられているのが、紫外線です。

その他に、内服薬・外用薬で光に反応する物質が入っているものを使用したり、パセリ・セロリ・レモンなどの柑橘系果物を多量に摂取しても日光湿疹が起こることがあります。これらの果物は光毒性があるといわれるソラーレンが含まれているためで、ソラーレンを含む化粧品を使っても日光湿疹が起きます。

日光湿疹に罹りやすい人は、炎症を起こすホルモンができるのを抑える働きがあるステロイドホルモンの分泌が少ないと言われます。このホルモンの分泌が十分でないと、皮膚の水分の保持が良くできない乾燥肌になります。

乾燥肌の人は、日光湿疹に限らず皮膚病に罹りやすいので、まず、乾燥肌を治すことが必要です。日光湿疹は紫外線の影響が極めて強いことは認められていますので、予防は紫外線を徹底的にカットすることです。外出は紫外線の強い日中は避けて、外出する時は、サングラスは勿論、帽子や衣服もできれば紫外線カットのものを使います。

肌が露出する部分は必ず紫外線カットのクリームを塗ります。クリームも1日数回厚めに塗ります。こうした紫外線対策をしながら、パントテン酸とPABAを組み合わせて服用を続けることで副腎皮質の強化が図られ、日光湿疹ができない体質を作っていきます。

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日光湿疹の治療

日光湿疹にはタイプにより治療法もことなる場合がありますので、やはり専門医の診断を受けることがベストだと思います。

一方で、日光湿疹ができたと思われる原因を自分で考えてみて、思い当たることは極力排除していくようにします。

例えば、腕に日光湿疹ができたのであれば、夏でも長袖のシャツを着用して日光をさえぎるなどの対策をとります。

手であれば手袋が必要になるかもしれませんね。ビタミンやミネラル不足に陥っていると思い当たれば、サプリメントなどを利用して体の内部から改善を図っていくことも必要でしょう。


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