産後うつの対策と治療

産後のうつは女性特有のうつの中でも多くの人が経験します。うつ状態になると自分が辛いばかりでなく、先行きが長い子育てにも影響がでますので、周りの助けを借りながらマイペースの生活を心がけてください。

女性特有のうつについて

男性から見れば、女性に限られた「うつ」なんてあるのと思われるかもしれません。

女性には、(1)月経前うつ病、(2)産前前うつ病、(3)産後のうつ病、(4)更年期うつ病など4つも男性にはないうつ病があります。

いずれも女性ホルモンに関係していますが、核家族化が進んで子育てを自分ひとりでしなければいけないという責任感や不安感からでしょうか、産後にうつ状態を感じる女性が増えているようです。

あるアンケートでは、妊娠中にうつを感じた女性は30%なのに対し、産後にうつを感じた女性は40%という結果がでております。

産前はうつを感じても新しい生命への期待から直に克服できるそうですが、産後のうつ状態は、自覚されないままに悪化するケースが多いことから専門家も注視ているようです。


産後うつの症状

全てのことに悲観的になってやたらに泣けてくるという症状の、いわゆる「マタニティブルー」は出産で女性ホルモンが体外に出てしまった2〜3日後に始まり1ヶ月程度で終わるといわれます。

これに対して産後のうつは、出産後2〜3週間経ってからうつの症状を呈するものを言うようです。時にはマタニティブルーから移行するものもあるようです。

主な症状としては、(1)物事に悲観的になったり、憂鬱な気分になって落ち込んでしまう、(2)絶望感に襲われる、(3)周辺との関わり(人付き合い・仕事・身だしなみなど)に嫌気がさす、(4)意欲の減退、(5)これまで関心があったことに関心がなくなる、(6)集中力・判断力が衰えるなどです。これが体に影響を与えると、〇眠れない・眠りが浅い、〇頭痛や肩こりがする、〇胃もたれやむかつき・食欲不振、〇体重の増減変動、〇息切れ・便秘・めまい・下痢、〇頻尿・微熱・冷や汗や倦怠感、〇生理不順が続くなどの症状が現れてきます。

産後のうつの場合は、だるさや頭痛など体の症状だけ強くでることもあるといわれます。これらの症状で自分にあてはまるものがあれば、今日から子育ての考え方を変えてうつにならないようにしてくださいね。

産後うつの予防策

産後にうつ状態になるタイプは頑張りやさんで完ぺき主義者の人が多いと言われます。うつにならないためには、自分の考え方を変えることも必要です。

一人で子育てなんかできないから少しは夫や友人に手伝ってもらおう・人の目を気にしてもしょうがない、マイペースで行こう・夫がおむつ換えや料理が下手でも文句を言わずに任せちゃう等々、とにかく自分ひとりでやろうとしないで、他の人ができることはどんどん任せてしまうように考え方を変えるように努力します。

これから長い間子育てをしていかなければならないわけですから、出産という大仕事をした後の自分自身の休養が一番大切だと思ってください。頑張りすぎるなニューママ!です。


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