頭皮の臭い 対策

頭皮の臭いは、脂漏性皮膚炎、フケ、皮脂の臭いなどが原因で、中でも「脂漏性皮膚炎」の影響が大きいといわれます。皮脂の酸化が臭いの元ですので酸化を防ぐとともにビタミン代謝異常の改善を図ることが有効です。

頭皮の臭いはなぜ出るの?

頭皮が臭う原因として、(1)皮膚炎によるもの、(2)フケによるもの、(3)皮脂の臭いにより発生するものの3つがあげられます。

(1) 頭皮の臭いの原因に大きな役割を果たしている皮膚炎の中でも特に「脂漏性皮膚炎」がかなり強い臭いを発生させると言われております。

この皮膚炎は毛髪部分に住みついている真菌カビの一種であるマラセチアが原因というのが最近認められている見解です。

人間の皮膚には皮脂腺があり、この皮脂腺から皮脂が分泌されますが、皮脂腺には真菌カビが一緒に住んでおり、皮脂を好みます。皮脂といつも皮脂腺に住んでいる真菌カビが、需要・供給の原則でバランスが取れていれば真菌カビが常在しても、あまり臭うことはありません。

しかし、この皮脂腺から分泌される皮脂で作っている皮脂膜が何かの原因で破壊されると、「常在真菌カビ」のバランスが崩れて、より強い臭いをもつ真菌が増えて、皮脂を酸化させ頭皮に厭な臭いを発生させます。

「脂漏性皮膚炎」はビタミンの代謝異常が関わっていると言われておりますので、ビタミンB6やB2などが不足すると起こる可能性があリます。先ほどのマラセチア菌は強い臭いをだす真菌の一種で、頭皮の皮脂を酸化して厭な臭いを発生させることが、最近の研究で分かってきているようです。

(2)フケは「脂漏性皮膚炎」で発生する場合と、シャンプーのし過ぎなどで皮膚や角質の天然保湿成分が奪われて頭皮が乾燥することが原因で発生する場合があります。シャンプーのし過ぎなどは多くの場合、頭皮が汚れて臭いが出ているのではないかなどのストレスから出てくる行動と言われます。

湿性のフケは皮膚炎が疑われます。フケそのものはあまり臭わないのですが、湿性のフケや頭皮に細菌が増殖して皮膚が炎症を起こしたりすると頭皮の臭いが強くなります。(3)皮脂が臭いを出すのは、皮膚や頭皮にいる細菌などと交じり合って酸化するためですが、これも頭皮が臭う原因となります。


頭皮の臭いが気になったら

病気は早期発見・早期治療が大原則ですが、何事においてもこの原則は適用できると思います。例えば、健康な人でもフケはでますが、そのフケが湿性のもので痒いとか普段と異なった症状が感じられる時は専門医の診断を受けることをお薦めします。

フケでもその原因が「脂漏性皮膚炎」による場合があり、この皮膚炎に罹ると治るのに時間がかかります。そうはいっても勤めていると、頭皮の臭い程度で医者にはかからないかも知れませんね。頭の臭いが気になり始めたら、まず、それが頭髪からのものか、頭皮から臭いがでているのか見極めて対処するのが良いでしょう。

臭いの元は皮脂が酸化することですから、皮脂の酸化を防ぐことが効果的です。頭髪だけが臭うのであれば、シャンプーをしっかり行って、すすぎも入念に行うことで効果が得られるかもしれません。頭皮が臭って、「脂漏性皮膚炎」が疑われるのであれば、豚肉・卵・牛乳・トマトなどビタミンB群を多く含む食べ物を摂取することで、皮膚炎の原因といわれるビタミンの代謝異常が改善されるかもしれません。この時ビタミンCも一緒にとると臭い対策として有効です。

ビタミンCは、皮脂腺の働きを調節して皮脂からの臭いを抑える効果があります。フケ症の場合もほぼ同じような対処方法を取りますが、皮脂の分泌異常を起こすのは「ストレス」ですから、ストレスのたまらない生活を心がけることが大切です。一日に2回もシャンプーをするような行動を取らないように、気持ちをゆったりとさせて毎日の生活を楽しんでください。

ページのTOPへ